トルコリラ円の為替レート予想

トルコリラ円の為替レート予想

インフレ率は過去きわめて高く、名目相場は対円でも対ドルでも1990年代まで著しく下落してきた。通貨相場のケタ値が大きく変動しているため、名目相場の目盛は対数表示にしてある。

 

2000年代に入ってからも歴代政権はインフレ抑制に失敗、リラの暴落を招いた。インフレで価格表示のケタが大きくなり過ぎたため、05年1月に100万旧トルコリラを一新トルコリラに転換するデノミが実施された。インフレ指標の信頼度は懸念されるが、少なくともPPPと名目為替相場はほぼ並行して変化してきていることがわかる。
トルコリラも、日本の投資家の高金利通貨投資の対象となったのは、FX取引を通じてであり、04年以降高金利通貨の中でも最もエキゾチックな銘柄として買われた。対数表示グラフになっているので足元の名目相場の変動がわかりにくいが、07年1月〜08年11月の1年間で40%前後急落している。南アランドと同様の問題を抱えている。

 

流動性の低下で注文が約定しない可能性もあるためFX投資家は十分注意が必要。大きなリスクを取りたくない投資家は、FXでのトルコリラの取引は避けたほうがいいかもしれない。